【方向転換能力を把握する!】アローヘッドアジリティテスト(AAT)

目次

方法

図のように配置されたマーカーを目印に、矢印を描くようにダッシュと方向転換を繰り返す

右回りと左回りを別々に実施する

評価方法

右回りと左回りそれぞれのタイムを計測する

ベストタイムや定期評価で測定しているものがあればそれと見比べる

用意するもの

ストップウォッチ

マーカー

テスト意義

方向転換能力(COD : Change of direction)を把握する

補足にまいる

テストとしても、アジリティトレーニングとしても採用することも多いかと思われます

AATに関して研究された論文の一部を共有します

The present research showed that the AAT (a) is a reliable field-based COD test for soccer players; (b) is positively associated with sprint capacity but not to vertical jump; (c) is sensitive to match-induced fatigue after an ;45-minute game; and (d) discriminates players from different competitive levels and age groups (except for adults vs. U18).

本研究から、(a)サッカー選手にとって信頼性のあるCODテストであること(b)スプリント能力と関連しており、バーティカルジャンプとは関連しないこと(c)45分終了後の疲労度と関連があること(d)競技レベルと年齢群を識別できることが分かった

この研究では、AATをサッカーの試合中に測定しており、試合のどのタイミングでAATのタイムが遅くなるのかも研究しています

研究デザインが面白いので是非ご一読ください!

AATは方向転換能力スプリント能力を計測するテストとして把握しておくと良いですね

また、競技レベルを識別できることから、選手のアスリート能力の高さを見ることにも有用なようです

参考文献では、右回りと左回りの時間を足したものが記載されています

全国レベル地方レベル
大人15.46-17.6915.53-18.07
U-1814.45-17.8514.99-19.18
U-1616.14-17.8415.23-20.25

大まかなタイムの参考となりそうです

シーズン前のフィジカルテストとして採用しても良さそうですね

リハビリの場面では、プレー可否を判断する際にチェックしたい項目です

参考文献

Rago V, Brito J, Figueiredo P, et al: The Arrowhead Agility Test: Reliability, Minimum Detectable Change, and Practical Applications in Soccer Players. J Strength Cond Res. 2020 Feb;34(2):483-494.

マイル
理学療法士・ブロガー
理学療法士歴10年超の30代
クリニック、病院勤務、スポーツチーム帯同を経て得た経験を発信中
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