方法
Hewett式
- 31cmの高さから35cm前方へ飛び着地後すぐに最大高のジャンプを行う
Padua式
- 30cmの高さから測定者の身長半分の距離前方へ飛び着地後すぐに最大高のジャンプを行う
DVJテストは研究しているチームにより方法が複数あるようですが2つの方法を紹介します
どちらを使うかは、場面によりけり…というところですが
Hewett式は簡易的な評価、Padua式はスコアシートを用いた評価の測定プロトコルで採用された方法です
狭いスペースで安全に行いたい場合はHewett式
スポーツ動作としてしっかり確認したい場合はPadua式
と使い分けてもいいのかもしれません
評価方法
簡易的な評価
初期接地時に膝が外反していると陽性
詳細な評価
測定時の動画撮影を行い、Landing Error Scoring System(LESS)を用いて評価
LESS:5点以上でACL損傷リスクあり
用意するもの
簡易的な評価
- 30cm台
詳細な評価
- 30cm台
- ビデオカメラ
- LESSスコアシート


テスト意義
下肢の神経筋コントロールおよび膝関節への負荷の指標として、
ジャンプ着地動作の初期接地時に膝関節外反運動が増加することは
ACL損傷の可能性を高める重要な予測因子である可能性がある
参考文献:Hewett TE, et al. Biomechanical measures of neuromuscular control and valgus loading of the knee predict anterior cruciate ligament injury risk in female athletes: a prospective study.Br J Sports Med.2005 Apr;33(4):492-501.
補足にまいる
2005年にHewett先生により報告された論文では、
205例の女性アスリートを対象にDVJを検査し、その後ACL断裂が起こった症例9例とACL断裂をしなかった196例を比較すると膝の外反角度が8°高く、ジャンプ着地時の膝外反がACL受傷リスクと関連があるのではないかと示唆された研究です
この報告からDVJのテストが一気に広まった過去の流れがあるようです
しかし、このテストはACL損傷を予測するのに十分ではないとの報告が出たり、
さらには、このテスト時の評価方法をLESSスコアを用いてより詳細に評価することでACL損傷予防に有用であると報告されたり、
はたまた、このスコアを用いてもACL損傷を予測できないと報告されたりと
未だテストの有用性については議論中のようです
詳しくは以下の記事をご参照ください
ともあれ、テストの評価方法を知っておくことは重要です
動画撮影をしてスコアシートを参考に詳細に評価してもよし、
あまり難しく考えすぎず、簡易的に目視でスクリーニングしてもよし
というマインドで気軽に使うことができる評価かと思われます
ぜひご活用ください





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